子授祈願、安産祈願、水子供養の聖地
高野寺は千二百年余り前、弘法大師(空海)によって開かれたお寺です。
鎌倉時代の古文書には『いかなる罪人も高野寺の境内に走り候えばその罪も免じる』とあります。
「九州八十八ヶ所霊場」や「肥前の国 七福神」の毘沙門天霊場として、子授け、安産祈願やボケ封じの祈願の道場として知られています。
癪投げ寺とも呼ばれ、かんしゃく玉の癪を病の種と解し、悩みや苦しみの種を投げ捨てる「ストレス解消の寺」であることから、本尊は別称、『癪投げ観音』と呼ばれています。
シャクナゲの名所として知られており、樹齢300年の美しいシャクナゲが咲いています。
西日本一(高さ:3.25m、幅:2m)の大きさを誇る『十一面千手観音菩薩』が安置されています。